硝子体手術
眼の中のゼリーの部分を硝子体といいます。硝子体もしくはその周りにある網膜の病気を治すための手術が硝子体手術です。眼の大きさは直径約23㎜しかなく、0.5㎜の穴を通して眼内を治していく硝子体手術は、非常に繊細で難易度の高い手術です。切開創が小さくなることで、手術時間の短縮や手術侵襲の減少、早期回復などの利点があります。黄斑前膜、黄斑円孔、裂孔原性網膜剥離、硝子体出血、糖尿病網膜症など数多くの疾患に対応し、時に緊急・準緊急に必要な手術です。白内障手術の合併症の一つに水晶体が眼の中に落ちる核落下があります。この手術が扱えないクリニックはすぐに他院へと紹介しないといけません。当院ではそのようなケースにおいても、院内で迅速に対応させていただきます。